ブログなどでの文体に関しては、少し前まではだである調で書いていました。
理由はやはり見栄です。元記事にある通り、「auther」が「reader」に教えて、両者間で上下関係を確立するスタイルに憧れを感じていたわけです。無知で無力な己の身をわきまえず。
教育実習などを経験したり、教材を作成するようになったりした影響で、時々ですます調を使うようになりはしましたが、それは謙譲などといった、公共のマナーを守るような意識によるものでした。
しかし最近、箇条書きやメモといった特別なものでなければ、ですます調で書くようにしました。
きっかけは、ちょっと前に大学時代の友人と2人で飲んでいる時に盛り上がった話題です。それは「目標の人がいるならもっと接近しろ、もっと真似しろ。その方がもっと成長できる」なんて臭い話でしたが、そのとき考えてみたのです。こうしてブログやテキストサイトを書くことにおいて、自分にとって憧れとなる人はだれかと。
そこで真っ先に思いついた人が、結城浩氏(http://www.hyuki.com/)でした。
海外に翻訳されるまでの書籍を執筆しているといった名声を抜きにしても、権威やbuzzwordに媚びず、読者を見下さないスタイルと丁寧さを両立させている氏の文章は、常日頃からに魅力的に感じていました。またhttp://www.hyuki.com/writing/writing.htmlやhttp://www.hyuki.com/wl/index.htmlはすばらしい指針だと感じます。
結果、短絡的なのですが、結城先生が書籍などでですます調を使っており、自分も従おうかなと。
不純な動機ですが、目標の人を具体的に持つというはなかなか力があるもので、今後はもう文体で迷うようなことはないと思います。