「基礎からはじめるUML2.0」を読んだがほとんど飛ばし読み。説明は「筆記用具とボールペンは継承関係」といったプログラミングとは異なるレベルで終始していて、求めていた設計デリングの学習は進まず。楽そうなものを選んだのが失敗だった。
オブジェクト指向やUMLは、プログラミングでの具体的な実装像から離れると、定義があいまいで、「人間をインスタンス化したのが太郎」のような説明で完結する世界になる。解説側の属人的な感覚論に左右される可能性も高まる。プログラマならば、明確な実装による定義で基礎作りするのが重要だと思う。
ここ最近ずっと取り組んでいる組み込みLinuxの開発は相変わらず面白い。カーネルやデバイスドライバが目の前にあって、手軽に手を加えられるというのは、Windowsがどんどんローレイヤーを隠蔽しているだけに、解放感がある。