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Working Effectively With Legacy Code読書会 最終回参加

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 ちょっと間が開いてしまったが、少し前にWorking Effectively With Legacy Code読書会の最終回に参加した。最終回でも前回に引き続いてサプライズがあり、最後の最後まで貴重な体験をする機会に恵まれた。開催者のせとあずささんや会場提供者のn_shuyoさんには重ねてお礼申し上げます。
 
 しかし結局のところ、この読書会には、第2回から最終回まで隔月で半年ぐらい付き合ったことになる。
 参加のきっかけは些細な興味からだったが、いざ参加してみると、対象本は実は中々出会えない快著であり、参加者は実績のある方々・実力のある方々ばかりで毎回有意義な示唆や解説に恵まれ、また刺激のあるイベントにも恵まれて、他では滅多に得られないほど大きな収穫のある体験になった。
 当然自分の考え方や開発スタイルに対する影響も大きいものがあった。少なくともこの読書会がなければ、発表やカンファレンス等への主体的な参加といったことはなかったと思う。プログラミングに対する考え方も半年の間で大分変化したと思う。今回学んだことを1つ1つ挙げていくと本当に枚挙に暇がなくなってしまう。
 
 なお今回の経験では、閉鎖的な読書のリスクを強く思い知らされた。例えば良書にしたって、間違いや不適切な記述が含まれるのは当たり前だし、読み手の解釈や能力で内容の価値が変わってしまう本もある。背景を知って気づけることもあれば、反論と並べて価値が分かるものもあり、また現場での経験を組み合わせて生きてくる情報がある。
 一人で本を黙々と読んで学習しているスタイルだと、そうした問題に気づけない可能性がある。言い換えれば、閉鎖性を打破して、人の解釈や意見を聴き、人と議論しないと、本が本来備えている価値の多くを取り逃しかねない。非母国語の本ならなおさらだ。
 なお書籍「Working Effectively With Legacy Code」の内容については非常に思うところがあるので、いずれ関連エントリを書こう思う。