2011振り返り

忙しい等で大分遅れてしまったけれど2011技術的なものふりかえり。仕事関係は諸々公開が厳しいので大きな社外活動が中心。後半はペースダウンしたつもりだったが結構色々やっていた。

できごと

登壇・発表

  • JaSST'11 TokyoのTDD研究会セッションにて「拡張型TDD」と題して講演(JaSST'11 Tokyoに登壇 - 千里霧中)
  • XP祭り関西にて「ユニットテストの保守性を作り込む」と題して講演(XP祭り関西にてユニットテストの保守に関する発表 - 千里霧中の犀)
    • 上のJaSST講演の1週間後の登壇だったため準備に大変苦労した(会場に向かう新幹線中でも必死に資料校正をしてた)。ただずっと考えていたテーマだったおかげかフィードバック含め一年間で一番手ごたえを感じた講演になった。
    • この講演については、その後プライベートな講演会等に呼ばれて再演する。
  • Androidテスト祭りにて「テストを活用した開発効率化」と題して基調講演(Androidテスト祭りの基調講演に登壇 - 千里霧中の犀)
    • @oota_ken さんと基調講演枠を分けあったセッション。イベントは大変素晴らしいものだったが、自分の講演は不調で、これ以降しばらく講演を自重することに。
    • ただ「TDDのイベントだから」「TDDの講演をお願いされているから」といったイベントドリブンでテーマを固定されていたTDDと違って、当時言いたいことを自由に言えた解放感があった。
  • TDD Boot Camp for C++にて「テスト駆動開発入門ネクストステップ」と題して講演(TDD Boot Camp東京 for C++に登壇 - 千里霧中)
    • 内容は入門向けだけど、元々大先生の @t_wada さんがこなしていた役割だったので大変緊張しながら準備を進めた記憶がある。
  • xUnit Test Patterns読書会にて「Value Patterns」について解説(あとでかく)
  • 細かいものが諸々あったけれど、その他テストの保守に関する発表等があった。

執筆

プログラミングやその他活動

  • WACATE2011夏実行委員。インシデントレポートの改善についてのワークショップを担当(あとでかく)
    • 黒アフロになった
  • WACATE2011冬実行委員。オープニングセッションや諸々雑務担当(あとでかく)
    • ゴールデンアフロになった。今のtwitterのアイコン。
  • TDD Boot Camp東京1.6、TDD Boot Camp横浜、TDD Boot Camp for C++でCとC++のテクニカルアシスタント(東京は"TDD Boot Camp 東京1.6に参加 - 千里霧中"、"TDD Boot Camp東京 for C++に登壇 - 千里霧中")
    • 横浜では終始参加者と入り混じってペアプロをしていたため久しぶりにTDDBCの大変さを満喫できた。
  • Developers Summit 2011でTDD研究会としてブース出典。「ペアプロでTDD入門」としてペアプロ乱取りコーチをしていた(ペアプロによる勉強会 - 千里霧中)。
    • ブースでのペアプロコーチはキャラを演じようということで阿部さんの物まねを練習していたが、あまり役に立たなかった。ちなみに他のコーチの @oota_ken さんは役であるやる夫を見事に演じていた。
  • TDD研究会の @ikedon さん・ @oota_ken さんと、ソフトウェアシンポジウムにて「テストの視点を活用したTDDアプローチの検討とその検証」というテーマで研究報告(あとでかく)。
    • エビデンス確保含め、大変な突貫作業だった。 @ikedon さん、 @oota_ken さん等と箱崎に閉じこもってひたすら議論や資料作成をしていた。査読コメント等様々なフィードバックが得られ、諸々勉強になる体験だった。
  • TDD研究会として、TDDの勉強会を主催(ペアプロによる勉強会 - 千里霧中)

その他

  • あるものと一年の四分の一ぐらい取っ組み合いを続けたおかげで、ソフトウェア開発のプロセスやライフサイクルについて大分詳しくなったと思う。
  • テストプロセス一連のアクティビティの経験を積む機会に恵まれた。勉強で得ていた知識と経験が組み合わさって結構な手ごたえを感じている。2011の成果の1つ。
  • プライベートで使うメインPCがWinからMacになった。また携帯がAndroidになり、Androidの開発にも少しずつ関わるようになった。
  • プライベートな事情で頻度は減ったものの、今年も良い勉強会やイベントに恵まれたと思う。
    • 技術面の勉強面に加え、それ以外でも印象深かったのがJaSST。
      • JaSST北海道では実行委員の大変な心配り&おもてなし力に恐縮しっぱなしだった。あれを受けると北海道という遠地でも次回も行かざるを得なくなる。イベント運営の取り組み方について猛省させられる機会だった。
      • またJaSST東京では、登壇側に回ることで運営サイドがより見えるようになったが、大局的な目標の実現手段としてイベントをフル活用する実行委員の姿勢に身を正される思いだった。例えばそこでは業界や日本の5年後・10年後を見据えて必要な課題を抽出し、それらの達成に業界や日本を近づかせる手段としてセッション内容等を組んでいた。対外活動に伴う社会的責任を去年の振り返りで言及していたが、JaSST東京登壇を経てそれをさらに強く認識させられた。
    • SCMBC、TDDBC、各種もくもく会と手を動かすイベントは大変面白かったし勉強になった。例えばSCMBCではリアルタイムに疑問を解消しながら実技を身に付けてられたおかげで、参加後SubversionよりBazaarを好んで使うようになった。
    • 勉強会に関しては東京の辺地の方に移動した影響が出始める。例えば智美塾やAndroidテスト部といった参加したいのにできない平日開催のイベントが増えてきた。
  • 派生開発推進協議会、テスト設計コラボ研究会など、いくつか研究会に参加した。

振り返り

  • 今年の仕事や活動は、去年や一昨年と比べより大きくなったと思う。ただそれで様々な方々と会うようになった分より勉強や経験の必要性を痛感する一年になった。
    • 例えばJaSST登壇にしても、実施にやってみるとよりハイレベルな人たちが山のように見えてくる。そういう経験をしていると、自分の登壇や執筆なんてものは途中過程の手段や足跡だったりするものであることを再認識させられる。
    • また勉強や実戦の必要性のほかに悩んだのが、去年の振り返りでも触れた対外活動の責任の重さ。声をかけて頂くのは気軽でも、大きなものだと以下のようなものを意識してしまう。
      • 過去の蓄積があり、継続性もあるイベントでは、自分のアウトプットがイベントの歴史の構成要素になる。
      • 時間的にイベントの2〜4割ぐらいを占める講演では、自分の講演がイベントの魅力や価値を左右してしまう。
      • 影響力を持つイベントでは、メディア記事やブログ等の報告を含め、業界・コミュニティに干渉しえる機会を消費することになる。
      • 運営者や声をかけていただいた方から熱い意見を頂ければ、それに答えないといけない。
    • こうしたプレッシャーは、大きめな機会を頂くようになった2011年では特に悩まされ、特にAndroidテスト祭りのように悩みすぎて無理がでることもあった。
    • この悩みは今でも解消していないが、とりあえず技術にしてもそれ以外にしても、勉強なり実践なりを重ねて、対外発信の際に動じないぐらい実力の底上げに取り組んでいこうと腹を固めている。
  • また色々な方々にもお世話になった。
    • WACATE関係の仲間には2011年も多方面色々お世話になった。直接的な励ましや支援を頂いたり、また例えば色々なものを縁の下から強力にサポートしている @ikedon さん、求心力を発揮して大きな場を動かしている @snsk さん、行動力と勉強量と実力を合わせて新分野を高速で身につけていく @NoriyukiMizuno さん等ら様々な方の姿を見て刺激を受けたりして、様々な形で支えられた。今年は精神的に堕ちていた時期が結構あったので、これらの支えがなかったら鬱病にでもなっていたかもしれない。
    • @oota_ken さんにはTDD、Androidペアプロ、その他諸々で一年中お世話になった。ハイレベルなマルチプロフェッショナルの方で、話すだけでも色々勉強になる上に、今年はペアプロや共同研究と貴重な経験をさせて頂いていてほんとに頭が上がらない。
    • @yasuohosotani さんにはXP祭り関西やUltimate Agile Storiesなどの機会を振って頂いた上に、TDDやアジャイルテストに関して色々勉強させて頂いた。この方のアジャイルプロセスでのシステムテストやQC、テストファースト等の知見は、勉強すればするほど後追いでその先進性を実感させられ圧倒させられる。同じ製造業だけに、細谷さんのようなマネージャがいることが心底羨ましい。
  • そのほか、様々な方々に学ばせていただいたり、励まされたりした。こうした周りの人達の存在は、2011年に僕が前進できた一番の活力源だったと確信をもって言える。

今年について

  • 2011年の活動を通して重要性を感じたのが、技術力やビジネススキルのような基礎力。仕事にしろ対外活動にしろ、しっかりとした力があれば機会を活かせるようになるし、そうでなければ機会を活かせないばかりか色々無理が出てくる。
  • なので今年は愚直に技術やスキルを高めていき、対外活動はそれに付随するものとして進めていきたいと思う。
  • また対外活動にしても、良いものを広めたい、運営者や参加者、イベント、メディアに恩返ししたいといったものをモチベーションの中心にしてきたが、より大きな目標を意識していければと感じている。