下っ端戦略としてのテスト駆動開発

 Joel on Softwareに下っ端でも何かを成し遂げる方法というコラムがあります。

 先ほどのWEwLC読書会の懇親会でも触れられていましたが、テスト駆動開発はその下っ端が取りえる戦略として有望だと思います。テスト駆動開発は、プログラマの自分個人のために、自分個人の手で導入でき、自分個人で閉じて成果を出せるためです。

 開発手法の中には、チーム全体で推進して規模を確保したり、プロセス化して全体を誘導したりしないと費用対効果を出せないものが結構あります。テスト駆動開発はそうした施策なくとも、自己責任で個人で進められます。自分がまず成果を出して、その効果を見せながら周りを啓蒙してくアプローチも取りえます。