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下っ端戦略としてのテスト駆動開発

ソフトウェア開発

 Joel on Softwareに下っ端でも何かを成し遂げる方法というコラムがあります。

 先ほどのWEwLC読書会の懇親会でも触れられていましたが、テスト駆動開発はその下っ端が取りえる戦略として有望だと思います。基本的に個人で導入できる上、手戻りの削減やリファクタリングの容易化を実現できるなどメリットが大きいためです。


 もちろんトップダウンでテストプロセスを拡充したり、テスト駆動開発をプロセス化したりした方が効果が高いでしょうが、下っ端としてそれを実現するのはやはり難しく感じます。
 例えば上司を説得して、社内のソフトウェア技術者に対してプレゼンや講習会を行っても、年功序列の名残が残っているメーカーの環境においては、「経験はあるのか」「運営の責任を取れるのか」などと返されると、自分のような入社2・3年目程度の若手では応対に厳しいものがあります。更にその後一回り・二回りの年上の先輩社員を動かしプロセスに従わせるのは、もっと大変です。もちろん難しいといっても行動する価値はあるのでしょうが。

 日本メーカーのソフトウェア開発環境が、潤沢な資金力や充実した教育体制を持っていながら後追い状態になっているのも、こうした背景があるからかもしれません。