今年、書籍執筆の機会をいただいているのですが、執筆期間が短く、プライベート時間にかなりの間文字を書き続けています。(体が無理できなくなったのも合わさって)そこで気になったのが、自分の自宅のPC環境の使いづらさでした。
その流れで今年後半はPC環境の整備に凝り始めたのですが、今回はそこで購入して良かったものをまとめたいと思います。
モニタ: 32インチ 4Kゲーミングモニタ(MSI Optix MPG321UR-QD)
これまでは長く27インチHDモニタを二枚並べていたのですが、評判の良さを見てその一つをこの32インチ4Kモニタに入れ替えました。
この4Kモニタは買って正解でした。執筆作業もそれ以外の作業も生産性向上を実感しています。もっと早く導入すべきだったと後悔しています。
32インチ4Kモニタの良いところは、縦方向の画素数が豊富なところです。執筆環境だけでなく、Visual Studio Codeのようなマルチビューの開発環境でも、明確な生産性向上を実感します。
執筆環境では、次のように画面を4分割して執筆しています。
またリフレッシュレート144Hzは、直接的な生産性向上効果が少ないものの、マウスやスクロールがなめらかに動いて新鮮です。作業とは別の話になりますが、アーマードコア6が高画質でぬるぬる動いて感動しました。
キーボード:REALFORCE R3(REALFORCE R3 キーボード ハイブリッド テンキーレス 30g)
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キーボード愛好家の妻の勧めを聞きながら導入しました。
これまではMacBook Proでの開発に慣れていた流れでキーボードにこだわりがなく安価な普及機を使っていました。これが初の高級キーボードになります。
このREALFORCEも買って正解でした。長く文字を打ち続けた場合の指の疲労具合が明確に軽減しています。
おそらく、確かな打鍵感がありながら、打鍵が軽く反発も少ないので、指の負担が少なくなっているのではと感じています。音、感触含めて、総合的に打鍵がここちよく、タイピングが楽しくなります。高級キーボードを好む人たちの気持ちが少し分かりました。
椅子:エルゴヒューマン2 Proオットマン(EHP2-LPL-BF-BK)
これまでは職場でよく見るオフィスチェアを使っていたのですが、長時間座っていると尻等が痛くなっていたほか、姿勢もよくなかったので、本格的なオフィスチェアを導入しました。
これもかなり良いと感じています。各部調整すると、椅子に合わせて座るだけで姿勢がよくなります(普通に座るだけで猫背が治りました)。良い姿勢で長時間座っても疲労感が少なく、尻が痛くなるといったことが起こりません。
一方少し気になったところとして、ヘッドレストは必要性が思ったより低いと感じました。車のシートのように常時頭を付けて安定させる使い方を想像をしていたのですが、このチェアの場合はリクライニングの時しか使わないような配置設計になっています。
またオットマンもそんなに使っていません。リモート環境ですと、オットマンを使うような状況ならば、寝具等で休めるためです。
なおレビューを見ると体格で合う合わないが多いようなので、購入する場合は試座するのがよいかもしれません。自分はIDC大塚家具の新宿ショールームで色々試し座りして選びました。
イヤホン・ヘッドフォン:Shokz OpenFit
家族がいる状態でのリモートワークではイヤホンやヘッドフォンを使うことが多いのですが、現在そこで常用しているのがこのワイヤレスイヤホンです。
これは素晴らしく手放せなくなっています。
このイヤホンはオープン型で、耳の穴を防がず、耳穴から少し離れた距離から音を発するタイプです。素晴らしいのが、とにかく装着感が軽く、装着しているのを忘れるぐらい、常時つけっぱなしでも支障がないことです。音漏れもほぼありません。また運動してもずれることがないぐらい、安定しています。
オープン型なので、自然に外音が聞けるのも良いです。イヤホンやヘッドフォンは、耳の穴や頭が痛くなったり、耳の湿気が気になったり、外音(声かけや家具の通知音など)を聞き逃したりすることが多いのですが、このOpenFitならそれらが解消します。
マイクの品質も、リモート会議をするレベルでは支障ありません。
なおShokzといえば骨伝導イヤホンが有名です。こちらも大変良いもので自分もCommとProの二台を長く使っていました。ただ振動感が強く低音を聞いているとむずむずしてくる点が気になります。OpenFitはその点も解消しています。